アメリカ生活 自転車事情編
アメリカは自動車社会なので自転車の利用率は低いと思いますが、それでも学校や仕事場の近くに住んでいる人には便利かもしれません。
私も留学して1年ほどは自転車で過ごしていましたので、その経験も踏まえてご紹介します。
1. 自転車は日本に比べると安く買える。
2. バスや電車などに乗せて移動できる。
3. 盗難がヤバイ!!!
4. 女性は気をつけて!
おまけ:ヤバイ留学生がいた。
1. 車社会のアメリカでは需要が少ないせいか日本に比べると自転車が安いと思います。
友達の留学生がロードレーサーを買ったのですが、日本の半額くらいで買えたと言っていました。
ただ、日本に比べると道路のコンディションが悪いのですぐにパンクするとぼやいていました。
私はターゲットやウォルマートといった量販店で自転車を買いましたが、2万円以内でかっこいいマウンテンバイクが買えました。
自転車好きなら買ってみるのもいいかもしれません。
2. アメリカではバスや電車に自転車を乗せられるのでとても便利です。
アメリカは平たんなイメージかもしれませんが、もちろん坂があります。しかも広いので、いろいろな所を自転車で回ろうとすると大変です。しかしバスに自転車を乗せられたり、自転車を持ってそのまま電車に乗れたりします。
バスだと車両の前側に自転車を乗せるキャリヤーが付いているので、自分でそこに自転車を積んでバスに乗ります。降りるときも自分で降ろします。詳しくはリンクを張っておきますので見てください。
https://www.metro.net/riding/go-bike/bike-transit/
3. 盗難がヤバイ!!!
私は1年の間に3台自転車を盗まれて、もう自転車はあきらめて車を買いました。
1台目:ワイヤーのロックは付けていましたが、切られて持って行かれました。
2代目:もっと太いワイヤーロックを付けましたが、これも切られて持って行かれました。
3代目:絶対に切れないU字ロックを付けていましたがロックを付けていたタイヤだけが駐輪場にありました。しかもゲートのあるアパートの中で。
ここで自転車に乗るのはあきらめて車にしました。
私の自転車は高いものではなかったですが、高い自転車に乗っている人はタイヤだけ盗まれる事もあるみたいで、できるだけ外に置かずに家の中で管理しているようです。
4. 女性は気を付けて!
これは聞いた話ですが、ひとけがない所で女性が一人で自転車に乗っていると車をわざとぶつけて転倒させそのまま連れ去って行く事件があるようです。女性の方はアメリカでは多少お金がかかっても車に乗ってください。
おまけ:ターゲットやウォルマートなどの量販店では2~3カ月くらいなら返品を受け付けてくれるところがあります。それを利用して数カ月ごとに新品の自転車を乗っていた留学生がいました。規約的には問題ないかもしれませんが倫理的にどうかと思います。
アメリカで生活するのに自転車は楽しみとして乗るにはいいと思いますが、生活手段としては便利だとは言えません。
ロサンゼルスだと、ご飯を食べに行くのに車で30分とか当たり前の生活ですので、自転車だと出来る事がかなり限られます。
しかも治安と盗難のリスクを考えると自転車だけでは生活するのは難しいと思った方がいいと思います。
とはいえ、天気のいい西海岸を自転車で走るのはとても気持ちのいいものです。
リスクを理解した上で安全で快適に自転車を楽しんでもらえればと思います。