アメリカ生活 学校編3 実践的教育
前回はアメリカの大学の厳しさの話をしましたが、
今回はアメリカの学校の素晴らしい点を紹介したいと思います。
まず1つ目は、カリキュラムがとても実践的だと言う事です。
アメリカのスタイルとして、会社に入ってきた新入社員を教育するような事はほとんどしません。
入社してすぐに仕事が出来なけば簡単に解雇されます。
私の知ってる人は、あれも出来るコレも出来ると言って採用されましたが、すぐに出来ないのがバレて解雇されました。
なので大学で学ぶ専門性は知識とスキルにおいて、卒業してすぐに実践投入できるレベルにまで高められます。
ですから前回お話したように学生は勉強に追われる事になるのです。
加えて、企業から課題をもらって行うプロジェクトがあり、
優秀な生徒に奨学金を出したり、
インターンとして雇ったりもします。
企業としても優秀な生徒を早めに確保したい考えもあるのでしょう。
学生も積極的にインターンを行います。
当然お金も貰うので学びながらお金を稼げる良いチャンスです。
時には学校の先生から仕事を貰うことまであります。
私もいくつかインターンをしました。
一番良かったインターンは短期でしたが、時給50ドル(当時で5000円くらい)も貰いました。
この様に生徒は在学中から実際に仕事に触れ経験を積めますし、学校もそれを推奨しています。
学生でありながら仕事の経験も積める。
こんな実践的な教育はアメリカでは当たり前です。
ただあまりインターンを頑張り過ぎると勉強ができなくなるので注意も必要です。
続きは次回。