アメリカ生活 住 ルームレント編
今回も衣食住の住でルームレントについてお話します。
ルームレント?
あまり日本では聞かないですよね?
簡単に言うと、お家であまっている部屋を賃貸しちゃうって事です。
日本で言うと下宿というのが近いでしょうか。
基本アメリカのお家は広いですし、ベッドルームも3つとか普通だと思います。
日本ならあまった部屋は物置とか作業部屋とかにするんでしょうが、
アメリカは貸しちゃいます。
基本的にアパートと同じで部屋を借りてキッチンは共同、バス/トイレは部屋についているケースがありますが、なければその家の人と共有か他のハウスメイトと共同です。
では、いつものようにメリット/デメリットで分けていきます。
ルームレント:
メリット1 お金
もちろんお家の大きさや部屋の広さにもよりますが、アパートより安めな場合が多いと思います。
私の感覚ですが、同じような条件のアパートをシェアするより100ドル程安い気がします。それに大体が光熱費込みの値段なのでそれだけでも割安だと思います。
メリット2 広い
アメリカのお家は都心ではない限り庭付きのゆったりした作りです。リビングやダイニングも広いですし、中にはリビングが2つある家なんかもあります。共有部分は他の人の迷惑にならなければ自由に使っていいのでアパートよりも快適な住空間だと言えるでしょう。
アパートの上下階に気をつかう必要もありません。
メリット3 交渉しやすい
学生寮やアパートだと契約や料金支払いなどきっちり決められていますが、ルームレントは家の持ち主との交渉ができますので、留学生は保証人なしで部屋を借りれたり、家賃の支払いを少し待ってほしいとか、ベビーシッターや家の手伝いをするので家賃を下げてほしいとか交渉次第で条件を変えられたりします。
私も2度ほどルームレントをしましたが、その家の家族とうまくやっていければアパートに住むよりずっと快適だと思います。仲よくなれば困った時に助けてくれることも多いです。ルームレントをしている家は気のいい人が多いですし、語学学校に通っている人なら英語の話相手にも困りません。
次にデメリットです。
私的にはあまりありませんが、しいて言うならその家の家族のルールを尊重する事くらいです。あまり部屋を借りている人に厳しいルールを強要はして来ないですが、キッチンやバス、洗濯機の使い方や、夜遅くに騒がないなど常識の範囲を守っていれば問題ないと思います。
私が知っているルームレントでの最大の悲劇は、夫婦が若い女の人に部屋を貸して、夫がその女の人と浮気をし、離婚したという話があります。
皆さんはマネしないように。