アメリカ生活 学校編6 学生寮
学校編では大学について話しをしてきましたが、今回は学生がどういった暮らしをしているのかご紹介します。
学生は実家から通わない限り、学生寮(ドミトリー)かアパート、もしくはお家の空いている部屋を借りるルームレントが一般的です。
アパート、ルームレントについては別でお話ししたいと思いますので今回は学生ならではの学生寮についての紹介をメリット、デメリットに分けてお話しします。
学生寮:
メリット1
大学キャンパス内にあるため通学に便利。
大学内に無料のバスも走っているので車社会のロサンゼルスでも車を買う必要がありません。
遅くまで図書館で勉強しても帰宅が楽です。
通学に時間が取られないのが最大のメリットだと思います。
私はアパートから車で通学していましたが、駐車スペースを見つけるのにも時間を取られ、かなりの時間をロスしていました。
メリット2
食事付きなので朝夕食の時間帯さえ守れば食事の心配をする必要はありません。
寮によってはランチボックス(サンドイッチとスナック)を用意してくれるところもあります。
忙しい学生にはとてもありがたいです。
メリット3
学生同士の助け合いができる。
同じクラスを取っている学生同士で勉強会をしたり、以前にクラスを取った人からテストの過去問をもらったりと勉強の助けになる事が多い。
クラスを選ぶ時も、おすすめの教授を教えてもらったりと情報交換がしやすい。
ここまで聞くと学生寮がとても良さそうですが、私は次に話すデメリットが理由でアパートに住んでいました。
デメリット1
食事が用意されるのはメリットではありますが、メニューは毎日あまり変化がありません。
それにおいしいかどうかはその寮によりますので、アタリはずれはありますね。
基本ビュッフェ(バイキング?)方式なので好きなものばかり食べずバランスを考えた食べ方をしましよう。
デメリット2
落ちつかない。
部屋の多くは2人部屋です。なので誰か他の人と一緒の部屋で暮らす事になります。
運悪く気の合わない人と一緒になる事もあります。
1人部屋もありますが、数が少なく取り合いだそうです。もちろん費用も高くなります。
寮内で学生の行き来が頻繁なのであまり静かともいえません。
学校にもよりますが、毎週末パーティーが開かれている寮もあるみたいです。
お酒はほどほどに。未成年はダメですよ。
ちなみにアメリカは21才が成人です。
年齢に関係なくドラックには絶対に手を出さないでください。絶対ですよ!!
ドラック事情については、またいつかお話ししますね。
デメリット3
冬休み期間に一度退寮しないといけない。
夏休み期間はサマークラスと言って希望者はクラスが受けれるので学校が機能していますが、冬休みの2週間ほどは完全に学校が閉まるため学生寮も閉まります。その期間は住む事もできません。
なので実家に帰るか、旅行に行くか、短期でどこか住むところを探さなけれはいけません。
これが毎年ですからカナリ面倒ですよね。
今回は学生寮について説明させてもらいました。
求めるポイントは人それぞれですから、これから留学する人の参考になればと思います。
私のおすすめは、
留学する前にアパートを探すのは難しいので、まずは学生寮に入って、合わなけば他に住むところを探せばいいと思います。
しばらくすれば友達が出来て、いっしよにアパートに住もう!と言う流れはよくある事です。
何事も臨機応変に!