アメリカ生活 学校編8 留学のススメ
今回は私が大学留学を進める理由についてお話したいと思います。
現在、成績優秀な高校生は日本の一流大学に進学してください。
それでいいと思います。
ですがそれ以外の人は真剣に海外留学を考える事をお勧めします。
なぜなら、今後の日本では一流大学を出た人でさえ厳しい労働環境が待っています。
・人口減少に伴いモノは売れない。
・増税により手取りが減る。
・AIの普及により雇用が減る。
など、日本自体が衰退していく可能性が高いと私は思っています。
では将来の日本で生き残っていくカギは何でしょう。
・私は他者との差別化がはかれ、AIにはできない「創造性」を身に着ける事。
・日本語以外の語学の習得。
・他の人が持っていない知識と経験。
これらがあれば企業にとって一流大学を出た人よりも魅力的な人材に違いありません。
これらを習得するには海外大学留学が最も適していると私の経験上断言できます。
まず、アメリカの大学は知識を詰め込むだけの教育機関ではありません。
得た知識を、いかに自分で解釈し、それをどうやって実践で活かすかを身につける場です。
自分の考えを発表し、他の生徒や教授の意見を聞き、また議論して自分を高めていきます。
加えて、自分の弱点を補いながら、自分の得意分野を伸ばす教育がアメリカの特徴でもあります。そんな環境で学び卒業できたのなら、あなたはすぐにでも働き始められる実力を持っている事でしょう。
日本の教育は高校までは大学受験のための勉強で、そこに個々の能力を伸ばしたり創造性を高めるような教育はほとんどなされていません。その延長戦上の大学もより高度な専門知識を学ぶ場ではありますが、実用性と創造性を育てるという意味では十分だとは言えないと私は思います。
次に語学ですが、海外で大学を卒業した時点で十分な語学力がついています。
語学が身についていなければ卒業なんかできません。
アメリカの大学を卒業した時点であなたは日本の英文科の生徒以上の英語力と、専門学部で学んだ知識と経験の両方を手にしている事になります。
さらに海外で暮らし異文化に触れたあなたの知識や経験値は日本で暮らしていては絶対に身につかないモノでしょう。そしてあなたは、日本の常識にとらわれない考えと発想を武器に他の日本人にはできない創造性を発揮するに違いありません。
これらが海外大学留学(特にアメリカ)をお勧めする理由です。
そして、あなたが海外の大学を卒業した時、もう一つ大きな副産物を得ます。
それは、日本にこだわる必要はなく、
あなたは世界のどこでも生きていけるという事です。
何かに囚われて生きる必要はありません。
自分の生き方を自分で決められる人生こそが「自由」だと私は考えます。
そしてあなたは手を伸ばし、努力すればそれを手にすることが出来るのです。