もっさん 憧れのアメリカ生活/留学

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アメリカ生活 車事情3 防犯対策

f:id:MOSSAN_USA:20200226153055j:plain今回は車に関する防犯対策についてお話しようと思います。アメリカで生活する人はもちろん、旅行者にも役に立つと思いますのでご覧ください。

 

注意点は5つ。

 

1.車にはセキュリティアラーム機能を付ける。

2.車を離れるときは常にドアをロック。

3.車を離れるときは車内に荷物を置かない。

4.治安の悪そうなエリアでは路上駐車しない。

5.女性の高速道路での対処法。

 

 

1.まずは、車にセキュリティアラーム機能は必須です。

新しい車には標準装備だと思いますが、ついてなければオプションで付けましょう。

中古車にはついてない場合がありますが、後付けできますので必ず付けることをお勧めします。

アラームが付いていると社内で小さなライトが点滅していますので、それだけでも防犯効果があります。

 

2.車を離れるときは常にドアをロック。

少しだからといって車を離れるときにロックを怠ると社内の荷物などを盗まれたり、最悪は車を持って行かれます。日本でコンビニの前で車のエンジンもかかりっぱなしで店内で買い物をしている人を見た事がありますが、アメリカだと車は一瞬でなくなると思ってください。ガソリンスタンドでセルフで給油している時に車のカギがそのままだと車を持って行かれるケースもあるようです。

油断は大敵です。

 

3.車を離れるときは車内に荷物を置かない。

日本では大丈夫かもしれませんが、アメリカではダメです。

旅行者の方は気をつけて下さい。

バッグ、財布、携帯などつい忘れがちですが外から見えると車内を物色する必要がないので、窓ガラスを割られて一瞬で盗まれます。

車を降りるとき持って行かない荷物はトランクに入れましょう。

面倒かもしれませんが、窓ガラスを割られて荷物を盗まれるよりましです。

 

学生の時、デッサンの授業を受けていて、車の後部座席に絵と画材の入った道具箱を置き忘れていました。ルームメイトが「車のドアが開てるよ。」と教えてくれたので見に行くと、絵と道具箱とCDプレーヤーがなくなっていました。

私の車にはセキュリティアラームが付いていたのでどうやって車のドアを開けたのか分かりませんでした。しかもあまり金銭的価値のないものを盗まれたので不思議に思いましたが、ルームメイトいわく「子供のいたずらだろう。」との事。

いやいや、セキュリティ破られてるし!!

アメリカの子供のイタズラレベル高えー!!!

というか、俺の絵を返せ!それ描くのにどれだけの時間と労力がかかってると思ってんだよ。

いや、すみませんお金払うんで返してもらっていいですか?

願わくば、私の絵をすごく気に入って、どうしても欲しくて盗んじゃったんだと思いたいです。

今でもどこかに飾られていることを願ってます。

 

4.治安の悪そうなエリアでは路上駐車しない。

治安の悪そうなエリアでたまに窓ガラスを割られた車を見たり、路上に割れたガラスの破片が散らばっているのを目にします。

治安が悪ければそれだけ犯罪や事件に巻き込まれる可能性が高くなるのは当然です。

もし有料で人が管理しているの駐車場が近くにあればお金を払って駐車した方が窓ガラスを割られたり、盗難にあうよりは安上がりだと思います。

 

5.女性の高速道路での対処法

大学在学中に警察による防犯セミナーが開かれ、そこで聞いた話です。

女性は車で高速道路を運転中に他の車に接触事故を起こされても止まってはいけないという事でした。

可能な限り相手のナンバープレートと車種を確認して近くの警察者に直接行くようにしてください。

理由は、わざと車を接触させて車を止めさせ、そのまま女性を連れ去っていく事件があるようです。

アメリカこわっ!!!

 

ここまで読んだ人は、アメリヤバいて思ったかもしれません。

ですがこちらで紹介したことは事前に知っていれば回避できる事です。

知っているだけで助かり、知らないだけで危険に巻き込まれる事があります。

これを読んで下さった人が一人でも安全に過ごせることを願っています。

アメリカ生活 車の購入編3 個人売買

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アメリカでは個人売買も車を買う一般的な方法です。

よく路上駐車している車にCar for Saleのサインと年式、走行距離、値段と連絡先が書かれているものを目にします。

 

ローカルの個人売買サイトにもたくさん載っているので見てみましょう。

個人売買は中間に業者を挟まないため安く買えますが、

その代わりに何の保証もされないので、自己責任で買うしかありません。

必ず車に詳しい人に付いてきてもらい交渉することを強くお勧めします。

 

私の知っている一番の失敗談は

知り合いの日本人女性が個人売買で車を買いました。

その車は年式も新しく状態も良かったのですが、売主が「現金で一括で払ってくれるならすごく安くしてもいい。」との事で、その人は喜んで現金で安くその車を買う事が出来ました。

 

数週間後、その車を運転しているとパトカーに止められます。

違反をしたつもりはないので理由を聞くと、その車は盗難車だという事でした。

そのまま連行されて事情聴取があったようです。

当然警察は乗っていた人間をまずは疑いますが、ルームメイトの証言もあり無罪放免されました。

 

ただ、車は盗難車なのでボッシュートもとの持ち主に返されます。

当然、お金も戻って来ません。大損です。

 

本来ならば車の登録書(ピンクスリップ)をきちんと確認しなくてはいけないし、売った人の連絡先やIDを確認するべきです。偽のIDを使われるとどうしようもないですけど。

(余談ですが、メキシコ人に運転免許を1000円くらいで売っている所を知っているから必要なら行ってくれ。と言われたことがあります。)

 

このような事は日本ではほぼありえない話かもしれませんが、海外ではあり得る話なので十分注意が必要です。

 

皆さんはこうならないよう気を付けてほしいと思います。

おいしい話は疑ってかかるくらいの方がいいかもしれません。

特に海外では!!!

アメリカ生活 車の購入編2 中古車店で車を買う

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中古車店で車を買う時の注意点などをご紹介します。

 

まず希望する車種や年式などで中古車をネットで探します。

大きな都市だと相当数出てきますので条件を絞って検索しましょう。

こだわりのある方は遠くの都市や他州で買う人もいます。

 

気に入った車があれば問い合わせて車を見に行きましょう。

注意してほしいのは、その時

出来るだけ車に詳しい人と行って下さい。

可能なら自分で車をメンテナンスできるくらいのレベルの人が理想です。

小さな中古車店は値段が安い代わりに、買った後の保証をしてくれないところもあるからです。車の状態を判断するのは素人にはかなり難しいと思います。

 

もしくは、購入後何か月かの保証がある大手の中古車店を選びましょう(L.A.だとCARMAXなど)。

 

さらに英語での交渉は苦手であれば、日本系の中古車店がある地域もあります。(L.A.だとガリバーUSAに日本人がいます)

 

私の友達が気に入った車を見に行って、店員に進められるまま車を買ってきました。

思ったより安く買えたと本人は喜んでいました。

外見はきれいでしたが、乗せてもらうとあちこちガタガタしていたので、おそらく事故車だと思います。

しばらくするとあちこちに不具合が出てきてメンテナンスにお金がかかりすぎ結局手放すことになりました。

 

思ったより安かったとか、大幅値引きしてもらったからといって簡単に買ってはいけません。メンテナンス費が高くなると結局割高になってしまいます。

車は安い買い物ではありません。

慎重に選ばないと損をする事も多いのがアメリカの中古車事情です。

 

もう一つ、アメリカでは日本ほど中古車が安くありません。

中古車の需要が高いのもありますが、日本のように車検がないのも大きな理由だと思います。古い車でも走っていればあまり価値は下がりません。

 

これはアメリカの住宅にも言える事ですが、この話はまた別の機会に。

アメリカ生活 車の購入編1 正規ディーラーで買う

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何回かにわたってアメリカの車事情について紹介していますが、今回はどうやって車を買えばいいのかお話します。

 

「お金出せば買えるでしょ。」と言われればその通りですがアメリカならではの注意点などもあるので詳しく説明したいと思います。

 

購入方法は以下の通りです。

①車の正規ディーラーで買う

②中古車店で買う

③個人売買

 

この3つが一般的だと思います。では詳しく説明しましょう。

 

①車の正規ディーラーで車を買う。

新車で自分が買いたい車が決まっていれば、そのメーカーの正規ディーラーで買うのが普通ですよね。日本と同じです。

 

新車だけではなく下取りした車も売っていますので、他のメーカーの車も扱っています。

ただ、ディーラーの営業マンは新車を売りたいので、中古車よりも新車を何とか買わせようとしてくるので中古車と決めている人は強い意志で臨んでください。

ただ、タイミングによってはかなり良い条件で新車がかえる時もあるので話だけ聞くのも悪くないかもしれません。

 

他の中古車店よりディーラーで中古車を買うメリットはメーカーが独自のファイナンシャル部門を持っておりローンを組める可能性が高い事です。これは新車でも同じです。

 

私は中古車を探していましたが、なかなかローンの審査が通らず苦労していました。

しかし、正規ディーラーの新車だとファイナンシャルを使ってローンを組む事が出来ました。

中古車ローンは金利が高いので結局同じくらいの出費で新車が買えました。

 

ここまではあまり日本と変わらないかもしれなせん。

ここからはアメリカならではだと思います。

 

 

その日に購入して納車。

 アメリカの新車には日本のように色や仕様のオプションはあまり多くありませんし、細かな仕様変更は後日するので、その日に納車して自分で運転して帰ります。

なので、欲しい車の在庫がなければ「在庫が入り次第連絡しますのでその時来てください。」と帰されます。

 

基本、その日に契約、その日に納車。が普通のようです。

 

私は一般車しか買った事がないので、高級車だと違うのかもしれません。どなたか知っている人がいたら教えて下さい。

 

その日での契約納車で困ったこともありました。

それは買うと決めたら契約納車が終わるまで帰れない事です。

夜遅くなって来たので後日きます。が出来ません。というか引き止められます。

「お腹がすいたので、ご飯を食べてきます。」と言ったら、こちらで何か用意しますのでいてくださいと引き止められました。

きっとそのまま帰ってこない可能性があるので引き止めたのだと思います。

まあ、夕飯おごってもらえたので、それは良かったです。

でもその後納車が終わったのは午後11時、帰宅したのは12時でした。

 

車を買いに行くなら午前中から行きましょう。

 

もう一つのアドバイスは、

10月頃に新しいモデルが出るので、メーカーとすれば新しいモデルが入る前に在庫を売ってしまいたいという事情から、特にこだわりがなければ9月に買うと比較的お得に買えるそうです。

 

次回は中古車店で車を買う!のお話をします。

 

 

アメリカ生活 飲酒運転 体験談

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前回は飲酒運転についてお話しましたが、今回は飲酒運転にまつわる私の体験談をします。

 

父が仕事でロサンゼルスに来たので宿泊しているホテルに迎えに行った時の事です。

ロビーで父を待っているとホテルの人に「日本人ですか?英語話せます?」と話しかけられました。

 

事情を聴くと、宿泊客の日本人を含めた留学生グループが2日前に飲酒運転で捕まり、運転していた日本人がまだ留置所(ジェイル)にいるとの事。

 

詳しく聞くと、その日本人は未成年(アメリカの成人は21才)で書類に保護者のサインがないと留置所から出してもらえない状況だそうです。

 

他の犯罪者もいる留置所には一泊でもしたくないですね。

 

そこで日本にいる彼の親に連絡を取りたいのだが、日本語を話せる人がいないので助けてもらえないかとの事でした。

 

私は特に急ぎの予定はなかったので父に待っていてもらい、その日本人の親に事の成り行きを説明することにしました。

 

その日本人の父親と話したのですが、しばらく何が起きているのか理解できなかったようで、逆に私が何者なのか疑っていましたが丁寧に説明するとやっと理解したようで申し訳なさそうな口調に変わりました。

 

まず書類を送りたい旨を伝えると、その方は家にパソコンもプリンターもないので、会社のFAXに送ってもらいたいとの事。

 

日本とは時差もあるので最短でももう一日は留置所でお泊りは決定ですね。

 

ホテルのFAX番号とその方のFAX番号を交換して私の役目は終了です。

 

ただ、英語で送られてきた書類を日本人の父親が理解し、きちんとやり取りできるのか正直難しいと思いました。

 

しかし、飲酒運転で捕まった未成年の日本人には反省する時間がたっぷりあるので、自分がやった事の重大さを考え、十分に反省してもらいたいと思った出来事でした。

アメリカ生活 飲酒運転で捕まるとどうなるか

 

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日本でも飲酒運転による罰則が厳しくなっていますが、アメリカで飲酒運転により捕まるとどうなるか紹介していきます。

 

①その日は留置所(ジェイル)に一泊。

②日本よりお金がかかる

③運転に制限がかかるか、免停。

 

では、詳しく説明していきます。

 

①飲酒運転又はドラッグ運転と判断されれば、そのままパトカーに乗せられ連行されます。

その日は留置所(ジェイル)に一泊は決定です。乗っていた車はレッカーされていきます。

留置所(ジェイル)で詳しいアルコール検査と警察立ち合いで尿検査(ドラッグ検査)があるようです。尿が出ているところを警察が見ているので、丸見えでしなければならないそうです。

その後は他の犯罪者と相部屋でお泊りです。

海外でこれは相当きついですね。

 

アメリカでは出来るだけ罰則を軽くしてもらうために弁護士を雇うのが常識らしいです。もちろん弁護費費用は安くありません。弁護士を雇ったからといって罪が軽くなるとも限りません。

そしてレッカー代と駐車代、罰金を払い、さらに車の保険料も跳ね上がるので最高で100万円くらいの出費になる人もいるようです。

 

③飲酒運転で捕まると、最悪免停です。しかも車社会のアメリカで車の運転ができないと通勤に支障が出ますので、最悪職を失う事になります。

罰則は検出されたアルコール値によりますので、そこまで高くなければ運転目的と地域を限定されて運転が許可されます。これで何とか通勤はできますが、生活の自由度は一気に下がります。

もし決められた範囲以外で運転しているのが警察に見つかれば、さらなる罰則が課せられます。

 

 

飲酒運転で捕まると大変な事になりますが、これらはまだ最悪のケースではありません。

本当に最悪なのはあなたか、他の人が命を落とす事です。お金とか罰則ではなく、誰かが命を落とせばそれは取り返しのつかない事です。

 

少ししか飲んでいないとか、どうせばれないとか軽い気持ちではなく命の大切さをもう一度考えて、飲酒運転は絶対にしないようにしましょう。

これは世界共通です。

アメリカ生活 車事情2 パトカーに止められた時の対処

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前回はアメリカの車事情についてお話しましたが、それに関連付けて今回はもしもパトカーに止められた時の対処についてお話します。

 

前置きとして、アメリカは銃社会で犯罪率も高く警察も命がけの仕事です。

警察は銃を常に携帯していますし、制服の下には防弾チョッキを着ています。

違反車や不審車を止めた警察も常に警戒していますので、それを察して対応することをお勧めします。

 

それではパトカーに止められて時の手順を説明します。

 

①自分の車の後ろでパトカーがパトライトを照らしていたら減速しましょう。あなたではなかった場合は追い抜いていきます。減速しても後ろにパトカーがいれば、あなたを止める気です。

 

②なるべく安全で広い場所を見つけて路肩によって停車してください。停車したらエンジンも止める事をお勧めします。エンジンがついていると逃げられる可能性があるので警察は警戒します。

 

③エンジンを止めた後はできるだけ動かず両手をハンドルの上におきましょう。余裕があれば話しやすいように窓を開けておきましょう。車を止めた後に中でごそごそ動いていると、銃やナイフを用意しているのではないかと警察に疑われますので、でいるだけ余計な事はせず警察が来るまで待っていましょう。

 

④警察はパトカーを降りてきて運転席か助手席の窓越しに話かけてきます。フレンドリーな感じで話しかけてくる警察の方が多いですが、それでこちらの様子を伺っていますので、こちらもフレンドリーか丁寧な受け答えをしましょう。

 

⑤警察から停車させた理由の説明と免許の提示を求められます。

免許の提示を拒否すると最悪の場合、公務執行妨害で捕まるので素直に従ってください。

免許を出す際に、グローブボックスか上着の内ポケットから出す際は一言警察に言ってからの方がいいと思います。そうでないと銃を出すのではないかと警戒されますし、最悪警察に銃を向けられる可能性もあります。

 

⑥免許を見せて、その後警察に聞かれたことは丁寧に受け答えをしましょう。この時の印象が良いと軽い違反なら警告だけで許されるケースもあります。逆に反抗的な態度だと痛い目に合うことがありますのでくれぐれもご注意を。

 

⑦違反切符を切られて、それに対して不服があってもとりあえず受け取りましょう。

後に裁判所に不服申請を出すことが出来ますので、その時警察ともめるのは得策ではありません。

 

以上が全体の流れです。日本より違反の罰金は高いですし、トラフィックスクールにも1日行かなければならないのでダメージがデカいです。

 

皆さんはアメリカで運転する際は安全運転で違反のないよう気をつけましょう。

 

次回はアメリカで飲酒運転で捕まったらどうなるかお話ししたいと思います。