アメリカ生活 車事情3 防犯対策
今回は車に関する防犯対策についてお話しようと思います。アメリカで生活する人はもちろん、旅行者にも役に立つと思いますのでご覧ください。
注意点は5つ。
1.車にはセキュリティアラーム機能を付ける。
2.車を離れるときは常にドアをロック。
3.車を離れるときは車内に荷物を置かない。
4.治安の悪そうなエリアでは路上駐車しない。
5.女性の高速道路での対処法。
1.まずは、車にセキュリティアラーム機能は必須です。
新しい車には標準装備だと思いますが、ついてなければオプションで付けましょう。
中古車にはついてない場合がありますが、後付けできますので必ず付けることをお勧めします。
アラームが付いていると社内で小さなライトが点滅していますので、それだけでも防犯効果があります。
2.車を離れるときは常にドアをロック。
少しだからといって車を離れるときにロックを怠ると社内の荷物などを盗まれたり、最悪は車を持って行かれます。日本でコンビニの前で車のエンジンもかかりっぱなしで店内で買い物をしている人を見た事がありますが、アメリカだと車は一瞬でなくなると思ってください。ガソリンスタンドでセルフで給油している時に車のカギがそのままだと車を持って行かれるケースもあるようです。
油断は大敵です。
3.車を離れるときは車内に荷物を置かない。
日本では大丈夫かもしれませんが、アメリカではダメです。
旅行者の方は気をつけて下さい。
バッグ、財布、携帯などつい忘れがちですが外から見えると車内を物色する必要がないので、窓ガラスを割られて一瞬で盗まれます。
車を降りるとき持って行かない荷物はトランクに入れましょう。
面倒かもしれませんが、窓ガラスを割られて荷物を盗まれるよりましです。
学生の時、デッサンの授業を受けていて、車の後部座席に絵と画材の入った道具箱を置き忘れていました。ルームメイトが「車のドアが開てるよ。」と教えてくれたので見に行くと、絵と道具箱とCDプレーヤーがなくなっていました。
私の車にはセキュリティアラームが付いていたのでどうやって車のドアを開けたのか分かりませんでした。しかもあまり金銭的価値のないものを盗まれたので不思議に思いましたが、ルームメイトいわく「子供のいたずらだろう。」との事。
いやいや、セキュリティ破られてるし!!
アメリカの子供のイタズラレベル高えー!!!
というか、俺の絵を返せ!それ描くのにどれだけの時間と労力がかかってると思ってんだよ。
いや、すみませんお金払うんで返してもらっていいですか?
願わくば、私の絵をすごく気に入って、どうしても欲しくて盗んじゃったんだと思いたいです。
今でもどこかに飾られていることを願ってます。
4.治安の悪そうなエリアでは路上駐車しない。
治安の悪そうなエリアでたまに窓ガラスを割られた車を見たり、路上に割れたガラスの破片が散らばっているのを目にします。
治安が悪ければそれだけ犯罪や事件に巻き込まれる可能性が高くなるのは当然です。
もし有料で人が管理しているの駐車場が近くにあればお金を払って駐車した方が窓ガラスを割られたり、盗難にあうよりは安上がりだと思います。
5.女性の高速道路での対処法
大学在学中に警察による防犯セミナーが開かれ、そこで聞いた話です。
女性は車で高速道路を運転中に他の車に接触事故を起こされても止まってはいけないという事でした。
可能な限り相手のナンバープレートと車種を確認して近くの警察者に直接行くようにしてください。
理由は、わざと車を接触させて車を止めさせ、そのまま女性を連れ去っていく事件があるようです。
アメリカこわっ!!!
ここまで読んだ人は、アメリカヤバいて思ったかもしれません。
ですがこちらで紹介したことは事前に知っていれば回避できる事です。
知っているだけで助かり、知らないだけで危険に巻き込まれる事があります。
これを読んで下さった人が一人でも安全に過ごせることを願っています。